三井住友銀行の特徴
三井住友銀行は全国的にも有名なメガバンクですので、売主の信頼を得やすく物件購入時には有利に働きます。
団体信用保険などの商品プランが豊富で手厚い保証を受けたい方にはおすすめです。
事前審査の申し込みがアプリで行えるなど、手続きのしやすさも魅力の一つです。
審査基準がやや厳しめではありますが、返済プランに無理のない方であればおススメと言えるでしょう。
リンネ提携銀行でもありますので、リンネ経由で申し込みをすることで申込から決済まで全面的にサポートいたします。
こんな方におススメ♪
- 大手の銀行で融資を受けたい方
- アプリでサクッとお申し込みをしたい方
- 育休予定や現在育休中の方
- 対面で説明を受けたい方
- 低金利での融資をご希望の方
- 借入希望額の大きい方
最低金利(最優遇金利)
店頭金利2.475%より最大で2%の引き下げで、0.475%というのが現在(2020年8月現在)の最低金利(最優遇金利)です。
この金利優遇を受けるためには、三井住友銀行の定める一定基準を満たす必要があります。
借入を年収の6.5倍以内に抑え、且つ給与の振り込み口座を三井住友銀行に指定することなどが条件となります。
一般的な金利の目安
店頭金利2.475%より1.75~2%の引き下げにより、0.475~0.725%になる 事が多いようです。
しかし、物件やお客様の内容により金利が上乗せになる場合もあります。
また、保証などのオプションをつける場合にはその分上乗せ金利になります。
最大借入可能金額
特に借入限度額に制限はありませんが、返済比率や完済時年齢なども含めた債務者の属性で総合的に判断されます。
借入可能金額の目安
最高でおおよそ年収の7倍ほどが目安ですが、余裕を持って返済ができる範囲に収めておく方が無難です。
最大借入可能年数
35年が最大です。ただし、完済時年齢によりますのでお借入時に45歳を超えている場合は35年のお借入れはできません。
完済時年齢
80歳未満(80歳のお誕生日を迎えるまで)です。
返済比率
三井住友銀行の定める返済比率は以下の通りです(2020年8月現在)。
- (税込年収が400万以下)30%未満
- (税込年収が400万以上)35%未満
返済比率の詳しい内容については
こちらを確認ください。
審査金利
審査金利は公開されていない為、あくまでも目安となります。
三井住友銀行の場合は、約3.0%~3.5 %が審査金利の目安です。
事前審査の申し込み方法
三井住友銀行で住宅ローンを申し込む方法は以下の3種類となります。
店頭
三井住友銀行の店頭窓口でのお申込みが可能です。
web
パソコンや携帯アプリからの申込が可能です。パソコンよりも携帯アプリの方が画像の登録などスムーズに進めることが出来るためおススメです。
不動産会社経由
提携している不動産会社経由で申し込む方法です。2のwebとやり方は同じですが、不動産経由の場合は「業者ID」というのを不動産会社より提示してもらい、そのIDを入力してから登録を開始していきます。一見「2,web」よりも手間に見えますが、申し込み完了後は間に不動産会社が入ってやりとりをするため、その後の手続きはスムーズに進みます。リンネは三井住友銀行と提携していますので、お気軽にご相談下さい。
事前審査時に必要な書類
会社員の方
- 免許証(※)
- 保険証(※)
- 源泉徴収票1年分
- 職歴書 (職歴が3年未満の場合)
- 物件資料 (※)
代表役員の方
上記(※)の書類に加えて以下が必要です
個人事業主の方
上記(※)の書類に加えて以下が必要です
- 確定申告書〔過去2年度分〕(付表を含めたすべての申告書類)
事前審査にかかる平均日数
個人で申し込みをすると、10日~2週間程かかることがあります。
不動産会社経由で行う場合は、書類が全て揃っていれば2~3営業日で審査が完了します。
本審査時に必要な書類
三井住友銀行で用意する書類
- 三井住友ローン保証委託申込書兼契約書
- 団体信用生命保険申込書兼告知書
全ての方共通の必要書類
-
本人を確認できる書類(免許証、パスポートなど)
-
住民票原本(発行後3ヵ月以内、家族全員記載(続柄記載)のもの)
-
勤続年数を確認できる書類(健康保険証など)
-
収入(年収)を確認できる書類
- 給与所得者の場合:源泉徴収票、所得証明書等
- 自営業者の場合:納税証明書、確定申告書(3期分)等
- 会社経営者の場合:源泉徴収票、法人決算書(3期分)等
購入物件に関しての必要書類。
リンネは主に中古マンションの仲介業者のため、中古マンション購入時に必要な書類を記載します。
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 土地・建物の登記簿謄本
- 物件概要書
- 公図、物件案内地図
- 間取り図、測量図、配置図等
本審査の申し込み方法
個人で申込を行った場合は郵送でのやり取りとなります。
事前審査通過後、三井住友銀行より書類が送付されます。
不動産会社経由で申し込みの場合、不動産会社の提携するローンプラザで対面にて申込を行います。
本審査にかかる日数
個人での申し込みの場合、書類が全て揃ってから2~3週間、長い人だと1か月近くかかる場合もあります。
不動産経由での申し込みの場合、面談日(書類が揃っていることが前提)より1週間~10日前後で審査が完了します。
事前審査をせずに本審査はできるのか?
三井住友銀行は全て事前審査からのスタートとなります。事前審査をせずに本審査を行うことはできません。
最低年収
税込み年収で300万円ほどが目安となります。
勤続年数
特に勤続年数に定めはありませんが、3年未満の場合は別途指定の職歴書の提出が必要となります。
契約社員・派遣社員の方
契約社員の方
3年以上勤めていて、且つ1年以上の更新が見込める人なら可能 です
派遣社員の方
派遣社員の方のお申込みは受け付けていません。
育休中(育休明け)でも組めるのか
公務員やお勤め先が上場企業などの場合は、育休の期間を除く直近12か月分の給与で審査をすることでき、単独でのお申込みも可能です。
特に証明書などの提出は必須ではありません(状況に応じて求められる場合もあります)が、審査時に復帰する意思の確認等は行われます。
旧耐震でも融資は可能?
ケースバイケースとなります。
公務員や上場企業であれば相談できる可能性もありますが、それ以外だと物件の評価額次第で借入できる額が限られるため、自己資金がないとダメな場合もあります。
個別相談案件となりますので、随時不動産担当者か銀行窓口にてご相談ください。
旧耐震についてはこちら(本番ページが作成されたらリンク貼る)をご確認下さい
借地権の物件でも融資は可能?
戸建の場合は40年、マンションの場合は60年以内の物件が条件となります。
原則は地主の承諾書と印鑑証明が必要ですが、物件次第(大手の分譲など)の場合は不要な場合もある ため個別相談案件となります。一概にお応えできない部分がありますので、都度相談してください。
夫婦ペアローンの取り扱い
取り扱い可能です。夫婦それぞれの収入から借入可能額等を計算し審査します。
親子ペアローンの取り扱い
取り扱い可能です。親子それぞれの収入から借入可能額等を計算し審査します。親と子は同居が条件となり、借入期間は親の年齢に準じます。
親子リレーローンの取り扱い
親子リレーローンの取り扱いはありません。
保証料
保証料はお借入金額の元金×2.2% となります。
ex)5000万円をお借入れの場合 保証料110万円
事務手数料
三井住友銀行の場合、保証会社を利用するため事務手数料は一律33000円(消費税込)となります。保証会社への取次手数料のような役割をします。
団体信用生命保険
融資を受ける際、団体信用生命保険への加入が必要となります。一般的な内容の保証はすでに金利に含まれており、別途追加の費用などは発生しません。
三井住友銀行では他にも以下の保証商品を用意しています。
◆8大疾病保障付き住宅ローン
金利に0.3%上乗せをおこなう事で追加が可能です。癌と診断された場合、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日以上継続した場合、高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎などで13カ月以上就業不能(12か月間のローン保証あり)となった場合、残りのローンが0円になる保証です。また、けがなどで1か月以上入院(1回分の返済保証あり)の場合、入院一時金として10万円などの保証もあります。
◆日常のけが、病気の保証特約
金利に0.1%上乗せをおこなう事で追加が可能です。上記8大疾病以外の病気やケガで継続して13カ月以上就業不能となった場合に残りのローンが0円になる保証です。
◆クロスサポート
金利に0.18%上乗せをおこなう事で追加が可能です。ペアローンなどで複数人でローンを組んでいる場合、2人のうちどちらか一方に何かがあった場合に残りのローンが0円になる保証です。
諸費用ローンの取り扱い
基本的には諸費用をローンに組むこむことも可能です。しかし、借入限度額ギリギリの方だと金利が上がる可能性が高いというリスク(デメリット)が生じます。
諸費用については
こちらに詳しく記載がありますので参考にしてください。
つなぎローンの取り扱い(金利、最大借入金額 など)
基本的には取り扱いをしておりません。
リフォーム費用の取り扱い(金利、最大借入金額 )
リフォームローンの取り扱いはあります。中古購入の場合、事前審査の時に見積もりを提出する必要があります。
リフォームをご検討の方は一度
こちらも参考にしてください
繰り上げ返済の際の条件
繰上げ返済の方法は店頭窓口とwebから申請の2パターンがあります。
インターネットバンキングでの一部繰り上げは月4回まで無料で行う事ができます。全額返済の場合は、5500円が手数料として発生します。
店頭で繰上げ返済を行う場合は、①店頭窓口でPCを使って行う方法 ②店頭窓口で書面にて行う方法があり、それぞれ手数料が変わってきます。(2020年8月現在)
- 店頭窓口でPCを使って行う場合・・・一部繰り上げ5500円、全額返済16500円
- 店頭窓口で書面にて行う場合・・・一部繰り上げ11000円、全額返済22000円
年間における返済回数は最大48回(月の上限4回×12か月)、返済金額の下限などは特に制限はありません。
火災保険加入義務の有無及び保険選択に関して
火災保険は任意です。
三井住友銀行でも火災保険の用意があり、三井住友海上にて見積もりを取ることが出来ます。もちろんご自身で好きな保険会社を選ぶことも可能です。リンネでも火災保険の取り扱いはございますので、お気軽にご相談下さい。
諸事情により賃貸に出したくなった場合
あくまで居住を前提にした商品のため、賃貸に出す事はできません。賃貸に出す場合は一括返済が求められます。
三井住友銀行では事業用ローンの取り扱いもありますが、金利が高い上に審査基準が住宅ローンと比べてかなり厳しいため、審査はほとんど通らない傾向にあります。他の銀行にて借り換えを行う方が無難と言えます。
賃貸に出したくなった場合の詳細は一度
こちらを確認ください
フラットの取り扱い
不動産会社経由であれば取り扱いはあります。詳細は各支店または仲介担当へ お問い合わせください。
その他
もしもフラットを検討される理由が「固定金利がいい」という理由であれば、三井住友銀行の商品で35年間固定のプランもありますので検討されるといいでしょう。金利もフラット35よりもやや安く設定されているためお得になります。
司法書士の指定について
個人で申し込みを行う場合は三井住友銀行指定の司法書士にて登記を行うことが必須となります。
ローンプラザ(不動産会社)経由で行う場合は要相談 となりますので、都度担当の方にご相談下さい。