団体信用生命保険とは?
団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が死亡したり、高度な障害状態になった際に、残りの住宅ローンの返済が免除される保険のことをいいます。
つまり、保険契約者が支払い困難となった際に、家族が住宅ローン(借金)を背負わなくていいように残りのロ―ンを保険会社が支払って完済してくれるのです。
また、上記の保障内容に加え、各金融機関が保険会社と連携し、より一層保障が手厚くなる商品を独自で生み出しています。
団体信用生命保険はローンの支払いが保障される保険であるため、加入の際には生命保険同様に健康状態などの審査があります。
また、住宅ローン契約時にこの団体信用生命保険の加入が義務付けられている場合が多くあります。
そのため、健康上の不安などで団体信用保険に加入できない場合は、住宅ローンを組むことが出来ないこともあります。
団体信用生命保険の種類
団体信用生命保険にはベースとなる一般的な保障内容に加え、金融機関によって内容は変わりますが、いくらか金利を上乗せをする事でさらに手厚い保障を受けられる保険が用意されています。
下記は、主な特約の内容をまとめます。(名称は各金融機関のよって異なります)
a)一般団体信用保険
住宅ローンの契約者が死亡または高度障害状態となった場合に全額免除されます。
なお、高度障害状態とは以下のような内容をさしています。
- 両眼の視力を全く永久に失ったもの
- 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの(注1)
- 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの(注2)
- 胸腹部臓器に著しい傷害を残し、終身常に介護を要するもの(注2)
- 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
(注1) 「そしゃくの機能を全く永久に失ったもの」とは、流動食以外のものは摂取できない状態で、その回復の見込みのない場合をいいます。
(注2) 「常に介護を要するもの」とは、食物の摂取、排便・排尿・その後始末、及び衣服着脱・起居・歩行・入浴のいずれもが自分ではできず、常に他人の介護を要する状態をいいます。
b)三大疾病保障特約付き団信
三大疾病とは主に「がん・脳血管疾患・心疾患」を指しています。
三大疾病保障に加入していると、一般団信の内容に加え、万が一これらの三大疾病のいずれかに罹患した場合にも、残りの住宅ローンが保険会社から金融機関によって支払われます。
c)七大疾病保障特約付き団信
七大疾病とは、三大疾病の「がん・脳血管疾患・心疾患」に加え、「高血圧疾病・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変」などが含まれます。
金融機関(保険会社)によってはこれに「慢性膵炎」を加え八大疾病特約としているところもあります。(保険会社によって対象となる疾病が異なる場合があります)
d)11大疾病保障特約付き団信
更に手厚い保証をしているのが11大疾病保障です。これは上記の「がん・脳血管疾患・心疾患・高血圧疾病・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎」に加え、「脳血管疾患・大動脈瘤及び解離・上皮内新生物」などが保障の対象となります。(保険会社によって対象となる疾病が異なる場合があります)
e)がん特約つき団信
これは、aの一般団信に加えて「がん」だけが対象となった保障です。
f)就業不能特約付き団信
こちらは保険会社によって保障の条件が変わりますが、定められている条件の多くは「所定の就業不能状態が12カ月続いた場合」というものが対象となっています。
g)ワイド団信
ワイド団信とは、健康上の理由で一般団信に加入できない人でも加入ができるように、加入条件(引き受け基準)を一般団信より引き下げたものです。保障内容は一般団信と変わりませんが、一般団信は通常借り入れ金利に保険料が含まれているのに対し、ワイド団信は一定の金利が上乗せになるという点が異なる点です。
団体信用保険の加入方法
団体信用生命保険に加入するためには、一定の条件(審査)があります。
加入資格
加入資格は主に年齢と健康状態です。保険会社によって微妙に異なる部分はあるかと思いますが、おおよそ下記のような条件をクリアできる人が加入できると言えます。
- 申込書兼告知書の記入日現在で、満15歳以上満70歳未満(満70歳の誕生日を迎えるまで)の人
- 生命保険会社の加入承諾がある(健康状態に問題がない)人
審査内容
上記、加入資格で記載した通り、主に健康状態は審査対象となり、ほとんどは自己申告となります。問われる内容は加入する保険内容によっても異なりますが、主に下記3つが一般的です。下記に該当しない場合は問題なく加入が可能ですが、該当がある場合は内容を詳しく告知し、保険会社の判断を仰ぐ形となります。
1. 過去3ヵ月以内に医師の治療(指示・指導を含む)・投薬を受けたことがあるか否か。
2. 過去3年以内に下記の病気で、手術を受けたことor2週間以上にわたり医師の治療(指示・指導を含む)・投薬を受けたことがあるか否か。
狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、先天性心臓病、心筋症、高血圧症、不整脈、その他心臓病
脳卒中(脳出血・脳梗塞・くま膜下出血)、脳動脈硬化症、その他脳の病気
精神病、うつ病、神経症、てんかん、自律神経失調症、アルコール依存症、薬物依存症、知的障害、認知症
ぜんそく、慢性気管支炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、すい臓炎、クローン病
肝炎、肝硬変、肝機能障害
腎炎、ネフローゼ、腎不全
緑内障、網膜の病気、角膜の病気
ガン、肉腫、白血病、腫瘍、ポリープ
糖尿病、リウマチ、膠原病、貧血症、紫斑病
子宮筋腫、子宮内膜症、乳腺症、卵巣のう腫
3. 手・足の欠損または機能に障害があるor背骨(脊柱)・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか否か。
保険料
加入が認められたら、保険料を支払います。
一般団信と言われる死亡・高度障害状態にかかる保険料は、金融機関が金利に含めているケースが一般的なため別途費用がかかることがないのが通常ですが、特約を付ける場合には金利上乗せ等の別途費用が発生します。
支払い方法
保険料は通常住宅ローンの金利に含まれており、特約を付ける場合は上乗せして支払うのが一般的ですが、住宅ローンの返済とは区別して保険料を支払う場合もあり、申込先の金融機関や特約によって異なります。
健康上の都合で団体信用生命保険に加入できない場合の方法
上記で説明の通り、健康上の都合で団体信用保険に加入できない場合があります。
その場合の対処方法をお知らせします。
a)ワイド団信を検討
ワイド団信は健康上の’都合で団信に加入できない方向けの保険です。もちろんワイド団信にも審査はありますが、一般団信よりも審査基準が低いため、受け入れの幅が広いことが特徴です。保険料は通常金利に上乗せされることが多く、一般団信に比べて割高となります。また、ワイド団信は全ての金融機関で利用できるわけではありませんので、ご自身がローンを組みたい金融機関で取り扱いがあるかは、事前に確認するほうが良いでしょう。
b)フラット35を利用し、団信加入無しで住宅ローンを組む
フラット35は住宅ローンの融資条件に団信の加入を義務付けていません。そのため、団信に加入ができなくても住宅ローンを組むことが出来ます。ただし、万が一の場合でも保障がないことは心しておきましょう。返済プランに余裕を持ち、万一不慮の出来事があった場合でも残存期間のローンが払えるよう、家族で将来設計をしっかりと組み立てることが大切です。
c)生命保険でカバーする
団体信用生命保険よりも生命保険の方が審査基準が高いことが多いため、団信に入れなかった方が新規で生命保険に入ることは正直困難かもしれません。ですが、現在すでに生命保険に入っている方であれば一度ご自身の保険内容を確認してみましょう。もし見直し等
ができそうな場合は、一度見直してみるのもいい機会かもしれません。
団体信用生命保険加入時に注意する事
a)告知事項のいずれかに該当した場合は、できるだけ詳しく病気の治療や症状の経過等を細かく記入するようにしましょう。
告知事項の内容に該当があったとしても、すでに完治していたり完治が見込まれる場合は加入できる可能性があります。細かく記入をしなかったことが原因で、本来なら加入できるはずの団信に入れないということがあってはもったいないと思います。面倒くさいと思わず、きっちりと告知しましょう。
■告知義務違反をした場合■
上記と反対にで、ウソの告知をする事は絶対にやめましょう。告知義務違反を行うと、せっかく加入した保障がすべて免責となります。つまり、保険金は支払われません。そうなると保険契約者の身に万一のことがあった場合、残りのローンは家族が支払っていくことになります。大切家族に数千万円の借金を背負わせることになってしまうのです。
b)加入予定の団体信用保険ではカバーできないリスクを把握する
これから加入しようとしている団信の保障内容は必ず契約前に確認しましょう。保障の範囲を広げる特約を付ける場合であっても、団信で金利を上乗せして特約を付けるほうがいいのか、民間の生命保険でその特約分を補った方がいいのかを比較するのもいいでしょう。契約前にどのような保障をつけたいか、また、それに伴う保険料はどの形が一番お得なのかをしっかり把握しておくことで、保険料の節約にもつながります。
金融機関ごとの団信の特徴
一般団信と呼ばれる保障内容は、基本的にはどの金融機関でも内容はほぼ同じです。そのため、特約などのオプションをつけて独自の保険プランを作成し、他行との差別化をはかっています。
それでは、各金融機関ごとの保障内容(オプション)を比較していきましょう。
※詳しくは下記リンクより各金融機関のHPをご確認ください。
三井住友銀行
三大疾病[ガン(上皮内ガンを除く)・急性心筋梗塞・脳卒中]および5つの重度慢性疾患[高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵(すい)炎] をカバーしてくれる保険です。
共有名義(ペアローン)などでお借入れの際、お2人のうちどちらかに万一のことがあった際に残りのローン全額が免除される保険です。
自然災害の際に、一定期間住宅ローンのご返済が免除 もしくは一定期間、住宅ローンのご返済が免除される保険です。
りそな銀行
りそな銀行一押しのプランで2人に1人が選んでいる保険です。通常の団体信用生命保険の保障やがん、急性心筋梗塞、脳卒中の3大疾病に加え、病気・ケガによる16の状態、要介護状態をカバーする内容充実の保険です。
通常の団体信用生命保険の保障に加え、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病をカバーする保険です。
健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です
病気やケガで就業できなくなった場合に、住宅ローンの返済をサポート する保険です。
みずほ銀行
健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
3大疾病[がん・急性心筋梗塞・脳卒中]および5つの生活習慣病[高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎] をカバーする保険です。
所定のがんにかかり医師により診断確定されたら住宅ローンのお借入残高がゼロに なる保険です
三菱UFJ銀行
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7大疾病保障特約付き住宅ローン【ビック&セブン】〈plus〉3大疾病「がん・脳卒中・急性心筋梗塞」及び4つの生活習慣病「高血圧疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変」をカバーする保険です。さらに、支払方法&保障内容は下記の2つから選択可能です。保障の内容は金利上乗せ型の方が手厚いため、おすすめは3大疾病保障充実タイプです。
・3大疾病保障充実タイプ(金利上乗せ型)上記7つの病気のうち、3大疾病と呼ばれる3つの疾病について、がんと診断された場合は診断された時点、脳卒中・急性心筋梗塞の場合は1カ月以上入院等で就業不能になった時点で残りの住宅ローンが免除されます。4つの生活習慣病の場合は、1年以上就業不能になった時点で残りの住宅ローンが免除されます。(その間の1年は保険料でローンをカバーします)
・安心の保険料タイプ(保険料支払い型)3大疾病保障充実タイプと相違点は、3大疾病か4つの生活習慣病かに関わらず、それら7つおの病気のいづれかで1年以上就業不能になった時点で残りの住宅ローンが免除されます。(その間の1年は保険料でローンをカバーします)
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ワイド団信健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
ARUHI
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ワイド団信健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
生活習慣病団信(入院プラスa)一般団信の保障内容に加えてがんおよび10種類の生活習慣病で所定の状態に該当した場合 に残りの住宅ローンが免除される保険です。
中央ろうきん
夫婦連生団信夫婦のどちらかの被保険者が死亡または所定の高度障害状態になった場合、残りのローンが免除されます
就業不能保障団信死亡、高度障害に加え、働けない状態(就業不能状態)が3ヵ月を超えるとローン返済額と同額の給付金が支払われ、さらに就業不能状態が12ヵ月を超えると住宅ローン残高相当額の保険金が支払われる保険です。
オールマイティ保障型団信死亡、重度障がいに加え、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病に罹患した場合についても、保険金をもって住宅ローンの返済に充当される保険です。
新生銀行
安心保障団信(団体信用介護保障保険)特定の症状によらず、引受保険会社所定の要介護状態が180日以上継続した場合、または、公的介護保険制度の「要介護3以上」に認定された場合に介護保険金(住宅ローン残高相当額)が支払われ、返済に充当される保険です。
楽天銀行
楽天銀行は
基本プラン(金利上乗せなし)で「がん50%保障+全疾病保障特約」までついています。オプションとしては金利上乗せで、
ガン保障が100%に変更ができます。
じぶん銀行
ワイド団信健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
がん50%保障団信一般団信に加え、がんと診断された時点で残りの住宅ローンのうち50%が免除されます。
11疾病保障団信(生活習慣病団信)がんの他、糖尿病・高血圧性疾患・腎疾患・肝疾患・慢性膵炎・脳血管疾患・心疾患・大動脈瘤および解離・上皮内新生物・皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんをカバーする保険です。
ジャパンネット銀行
ワイド団信健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
がん50%保障団信一般団信に加え、がんと診断された時点で残りの住宅ローンのうち50%が免除されます。
11疾病保障団信悪性新生物(皮膚のその他の悪性新生物)、上皮内新生物、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、大動脈瘤および解離、脳血管疾患、腎疾患、肝疾患、慢性膵炎 をカバーする保険です。
横浜銀行
ガン保障特約付ガンに罹患した場合住宅ローン残高が0円+ 病気・ケガによる入院一時金10万円保障される保険です。
3大疾病保障特約付がん保障に加え、脳卒中や急性心筋梗塞で「所定の手術を受けた場合」または「60日以上所定の状態が続いた場合」に、住宅ローン残高が0円になる保険です。
8大疾病保障特約付ガン、脳卒中、⼼筋梗塞などの8つの疾病保障と⼊院保障+ 病気・ケガによる⼊院⼀時⾦10万円+ 奥さまガン保障付きの保険です。
住信SBIネット銀行
下記が基本プラン(金利上乗せなし)でついています。
全疾病保障特約ガン(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎がカバーされます。
ソニー銀行
がん団信100がんと診断確定時に住宅ローン残高の100%+100万円を保障。さらに、がん先進医療で通算1,000万円、がん保障特約で保障されない上皮内がん・皮膚がんで50万円をお支払い する保険です。
3大疾病団信「がん団信100」に、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったときの保障をプラスした保険です。
生活習慣病団信「がん団信100」に、短期(5日以上連続)・中期(31日以上連続)・長期(10種類の生活習慣病で継続して180日以上)の入院保障をプラスした保険です。
ワイド団信健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方向けの保険です。
イオン銀行
三井住友信託銀行
下記の2種類の保険の保険にはそれぞれ100%保障プランと50%保障プランがあり、それぞれ上乗せされる金利が異なります。また、加入時の年齢によっても金利が変わってきます。
全入院保障付8大疾病保障(充実プラン)ガンと診断された場合、急性心筋梗塞・脳卒中の状態が60日以上継続した場合、高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎 で1年以上就業不能になった場合にローン残金が100%(or50%)免除&病気やケガで入院をした場合に一時金が給付される保険です。
八大疾病保障(ライトプラン)ガンと診断された場合、急性心筋梗塞・脳卒中の状態が60日以上継続した場合、高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎 で1年以上就業不能になった場合にローン残金が100%(or50%)免除になる保険です。
その他ポイント
生命保険を一度見直してみよう
団体信用生命保険は、ローン契約者に万一のことがあった場合に住宅ローンの残高が0になる保険で、上記のように金融機関ごとに様々な特約オプションがあります。ここで意外と見落としてしまいがちなのが、すでに加入中の生命保険と保障内容が重複していることがあるという事です。例えば、入院時の一時給付金などの重複は多い事例でしょう。当然、入院の際の保障がつく分、保険料(金利)は上がります。他にも、民間の生命保険の加入時に、住居費も加味して保険金を設定したのであれば、保障内容が重複することになりますので、無駄な保険料を払っている可能性が高くなります。この機会に一度保険内容を見直してみましょう。
団信加入が必須でない場合、生命保険などの保険とどっちがお得か調べてみよう
殆んどの金融機関は団信の加入を必須としていますが、フラット35のように加入任意で融資を受けられる場合もあります。その際、借り入れる金額と金利によっては、同額の保険金を民間の保険会社で生命保険を組んだ方が安くなる場合もあります。現在の自分の年齢から完済時年齢までの生命保険料と団信の保険料のどちらの方がお得になるか、一度調べてみるのもいいかもしれませんね☆
まとめ
住宅ローンを組む場合、ほとんどの金融機関では団体信用生命保険への加入が必須となっています。
一般団信と呼ばれるものはどの金融機関でも金利の上乗せ無しで加入できることが通常ですが、それだけで本当に自分の家族は守れるのかをしっかりと確認しましょう。
ご自身の置かれている状況によっては、それ以外の特約オプションを付けなければ家族を守り切れない場合もあるでしょう。住宅ローンは完済時年齢までに返済ができる収入があっても、健康状態画悪いと団信に加入ができずローンが組めないことも珍しくはありません。
出来るだけ健康なうちに住宅ローンを組むことをお勧めしますが、万一何か持病などを患ってしまったら、ワイド団信やフラット35の検討も視野に入れましょう。
団体信用生命保険は、あなたの家族を守るための大切な保険です。
目先の金利などにとらわれず、しっかりと先を見据えて選んでください。