中古マンションの購入申込書を出す前に
この度は弊社リンネにて中古マンション物件購入のご検討をいただき誠にありがとうございます。
ご内覧いただいた物件を気に入り、これから購入申込書を出されるお客様に事前にご確認いただきたい点についてご説明致します。
不動産購入は、初めてという方も多く、お客様にとって人生で1度か2度の数少ない経験であり、購入の際に気を付けるべき点についてご存知無い方が大半です。
そのため、事前にチェックしておくべき手についてチェックをし忘れたり、売主や、不動産仲介業者の営業担当と、言った言わないのトラブルが発生しやすく、「購入申込者にきちんと確認して交渉すればよかった。。。」ということが往々にして起こり得ます。
そのようなことがないように、購入に関するチェックポイントをご用意いたしましたので、全てご確認の上、安心して売主との交渉を含む購入申込に臨みましょう。
契約日〜決済日のスケジュール
- ご都合の良い契約の候補日をいくつか担当にお伝え頂きましたか?
- 引き渡し希望日(○月○日以降、または○月○日以内)を担当にお伝え頂きましたか?
申込価格、手付金、購入時諸費用について
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手付金についてご理解されましたか?
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価格交渉についてご理解されましたか?
- 過去の成約事例を確認して、申込価格に納得しましたか?
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購入時諸費用を担当から受け取りましたか?
住宅ローンを利用される方
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住宅ローン事前審査についてご理解されましたか?
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ローン特約はついてご理解をされましたか?また購入申込書にローン特約を使う旨が記載されていますか?
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購入諸費用を確認した上で、 現在の手持ち資金と計算して、 どれぐらいの借り入れ額にすべきか計算しましたか?
- 月々の支払い金額を計算した上で、無理のない返済計画になっていますか?
マンションの規約について
- ペットを飼いたい方は 利用規約を確認しましたか?
- リフォームを検討されている方は、 リフォームについての規約細則を確認しましたか?
その他
- ベッド、テレビ、洗濯機、食器棚など、今お持ちの家具を使いたい場合、搬入できるかも含め、お部屋の幅を事前に確認しましたか?
申込後キャンセルについて
申込み後のキャンセルは、買主への特にペナルティもなく可能です。
しかし、あくまで購入申込書は、購入の固い意思表示となります。
購入申込書が売主側に受諾された場合は、売主側も他の買主への内覧をストップしたり、契約手続きをしていたりと、周囲に迷惑がかかります。
ですので、申込み後のキャンセルがないように、仮に価格交渉があったとしても「この価格なら確実に買う」という申込価格で、購入申込書を提出するようにしましょう。