目次
まずは中古マンションを購入する際の一般的な流れを見ていきましょう。
住みたいエリア、広さや間取りプラン、設備、入居したい時期などの希望条件を整理します。
条件を考える時は、室内のリフォーム等によって「後から変更できるポイント」と、立地やマンション全体の管理等「後から変更できないポイント」があるので注意しましょう。
また、将来のことも考えておきましょう。例えばこれからお子様が産まれる場合は部屋数に余裕を持たせたり、老後のことを考えてバリアフリーの物件にするなどです。
最終的な決定権が自分だけではない場合は、ご家族とも条件を相談しておきましょう。
譲れないポイント、妥協してもいいポイントなど、優先順位 を付けて共有しておくのもいいですね。
もっとも気を付けないといけないのは、希望条件が多過ぎて矛盾が生じてしまうことです。「駅チカ」希望なのに「静かな住環境」を希望していたり、逆に「緑豊かな環境」を希望しているのに「アクセス便利な立地」を希望しているなどです。立地に関わる条件はこれ、間取りに関わる条件はこれ、というように各項目ごとに条件を絞り、矛盾が生じないよう整理しておきましょう。
限られた予算の中でいかに自分の生活にあった理想的な住まいを手に入れるか、そのためには最初の希望条件の整理がとても大切なのです。
住みたいエリアのだいたいの相場を調べたら、預貯金やご家族からの援助の額、住宅ローンがどのぐらい組めるかなどを検討しておおよその予算を決めます。
気を付けたいのは、「住宅ローンの借入可能額=物件価格」ではないということです。
目安としては、下記1~4を参考にしてみてください。住宅ローンの借入可能額を知りたい場合には、下記のサイトから算出できます。
普段利用している銀行に相談してみたり、今はご自身でインターネットで住宅ローンの事前審査を受けることもできますが、一番良いのは不動産会社の営業担当者に相談することです。提携銀行での事前審査が行なえます。
また、住宅ローン以外にも管理費・修繕積立金や、駐車場を利用する場合には駐車場代も月々支払うことになりますので、毎月いくら支払えるのかを明確にするために普段から家計簿を付けておくのもよいでしょう。
リンネでは社内FP(ファイナンシャルプランナー)もおりますので、お子様の教育資金や老後の資金も考えた生涯の資金計画を作成することが可能です。
電話、メール、チャット等でご希望条件をお伝えください。ご希望条件にあう物件をどこよりも早く全てご紹介させていただきます。
また、「このマンションで物件が売り出されたら購入したい」というマンション限定のリクエストも可能です。物件が出次第、いち早くお知らせ致します。
ご希望条件の変更は、メールのリンクからご自身でも行うことが可能です。予算をアップすると出てくる物件や、広さを重視すると出てくる物件など、条件変更を行うとリアルタイムで条件にあった物件を見ることができます。
気になる物件があったら、すぐに内覧申込みをしましょう。
内覧の際には周辺環境や間取り、設備が希望条件に合っているか確認し、生活をイメージしてみましょう。
分からないことは遠慮なく質問しましょう。
同時に具体的な資金計画を立てます。
住宅ローンを利用する場合には、その物件で希望する額の住宅ローンが組めるかどうか、金融機関の事前審査を受けます。
必要書類などはその都度スタッフがお知らせ致します。
資金計画がまとまり、売主サイドからも承諾いただけたら、晴れてご契約となります。
宅地建物取引士から物件に関する重要事項の説明を受けましょう。
納得したら手付金を支払い、売買契約を締結します。
大きなお買い物なので契約前のチェック事項はしっかりチェックしておきましょう。
売買契約の締結が完了したら、次は住宅ローンの本審査(本申込み)をします。
お申し込みの際に事前審査をしていますが、正式な審査が行われるのは売買契約締結後です。
本審査の段階で稀に非承認となる場合もあります。そのようなアクシデントに備えて住宅ローン特約がついており、「〇月〇日までに融資の承認が受けられなければ白紙撤回できる」という内容になっています。
住宅ローンを利用する方はその期日に気をつけて早めに手続きを進めましょう。
残代金・諸費用を支払って、物件の鍵を受け取れば、実質的な取引は完了です。
決済までにやるべき事がいくつかあるので、抜け漏れのないようにスケジュールとTODOを確認しておきましょう。
住宅ローンを利用する方が残代金を支払うには金融機関の融資の実行を受けることになりますが、通常は平日に行なわれるのでサラリーマンの方は有給休暇を取る等してスケジュールを抑えておきましょう。
また、物件の引渡し直前には「引渡し前確認」の機会があり、契約時に受け取った付帯設備表や物件状況報告書と照らし合わせて確認をしていきます。
基本的に中古マンションは現況有姿(あるがままの姿)で引き渡されます。
引渡し後にトラブルにならないよう、しっかりと確認しておきましょう。
引渡し後にすべきことはこちらにまとめてありますので参考になさってください。
物件が引き渡されたら入居日を決めます。引越業者を手配したり、新しく購入した家具の搬入、電気・ガス・水道等ライフラインの開通など、スケジュール調整をしましょう。
また、管理組合に「区分所有者変更届」の提出が必要なので、忘れずに行ないましょう。
「不動産売買で、お客様にときめきを」
© 不動産仲介、買取のリンネ株式会社
東京都目黒区下目黒1丁目2-14 Landix目黒ビル
Tel: 03-6380-9801