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中央区マンション相場2025 - データビジュアライゼーション

中央区マンション相場データ(2025年最新版)

平均成約価格:1億1918万円(東京23区平均の約1.5倍)

平均平米単価:189万円/㎡(坪単価626万円)

主要エリア:勝どき、晴海、月島、銀座、築地、日本橋

中央区マンション相場の現況

中央区は東京都心に位置し、銀座・日本橋といった商業の中心地と、勝どき・晴海・月島などの大規模タワーマンション開発エリアを併せ持つ、多様性に富んだ地域です。2025年現在、マンション価格は過去最高水準を更新し続けており、特に湾岸エリアの大型タワーマンションが市場を牽引しています。

中央区マンション市場の特徴

  • 価格上昇率の高さ:2020年から2025年にかけて約93%上昇(6180万円→1億1918万円)
  • 湾岸エリアの人気:勝どき・晴海地区の大規模開発による需要増加
  • 都心アクセスの良さ:銀座・東京駅へのアクセス良好で通勤利便性が高い
  • 投資需要の強さ:賃貸需要が安定しており、投資用物件としても人気
  • 再開発の進展:築地市場跡地開発など、今後も価値上昇が期待される

価格推移分析(2020-2025年)

中央区のマンション平均成約価格は、2020年から2025年にかけて驚異的な上昇を見せています。特に2023年以降の上昇率は顕著で、東京23区平均を大きく上回る伸びを記録しています。この傾向は国土交通省の地価公示における地価動向とも連動しており、都心部の不動産価値の上昇を裏付けています。

平均成約価格東京23区平均対23区比
2020年6,180万円5,672万円109%
2021年6,940万円6,146万円113%
2022年7,647万円6,505万円118%
2023年8,292万円6,851万円121%
2024年9,856万円7,260万円136%
2025年1億1,918万円7,832万円152%
2020~2025年中央区の年ごとのマンション平均成約価格の推移グラフ

この急激な価格上昇の背景には、複数の要因が重なっています。

  • 大規模開発プロジェクトの完成:晴海フラッグをはじめとする開発により、高額物件の供給が増加
  • 都心回帰の流れ:職住近接を求める富裕層の需要が高まっている
  • 金融緩和政策の継続:不動産投資への資金流入が続いている

ただし、価格上昇は一様ではなく、築年数や駅からの距離、管理状態などによって大きな差があることも事実です。特に築浅のタワーマンションと築古の中低層マンションでは、価格差が拡大傾向にあります。

平米単価・坪単価の詳細データ

平米単価は不動産の価値を比較する上で最も重要な指標の一つです。中央区の平米単価は2025年に189万円/㎡に達し、東京23区平均の127万円/㎡を大きく上回っています。この数値は国土交通省不動産情報ライブラリの公的データに基づいた分析結果です。

平米単価推移

中央区23区平均
2020年102万円/㎡89万円/㎡
2021年114万円/㎡98万円/㎡
2022年125万円/㎡104万円/㎡
2023年133万円/㎡109万円/㎡
2024年158万円/㎡117万円/㎡
2025年189万円/㎡127万円/㎡

坪単価推移

中央区23区平均
2020年337万円/坪296万円/坪
2021年377万円/坪324万円/坪
2022年412万円/坪344万円/坪
2023年441万円/坪361万円/坪
2024年521万円/坪387万円/坪
2025年626万円/坪420万円/坪
2020~2025年の中央区のマンションの成約平米単価推移グラフ
2020~2025年の中央区のマンションの成約坪単価推移グラフ

平米単価の上昇率を見ると、2020年から2025年にかけて約85%の上昇となっており、物件価格の上昇率(93%)とほぼ同等の水準です。これは、供給される物件の平均面積に大きな変化がないことを示しています。

月別成約件数の推移と特徴

マンションの成約件数は季節によって変動があり、売却タイミングを検討する上で重要な指標となります。中央区の月別成約件数を分析すると、明確な季節性パターンが見られます。

中央区の月別マンション成約件数推移グラフ

月別成約の特徴

  • 3月が最多:新年度前の転居需要により、毎年3月に成約件数がピークを迎えます
  • 8月・1月が少ない:夏季休暇や年末年始の影響で、これらの月は成約件数が減少傾向
  • 9-11月の安定期:秋季は比較的安定した成約件数を維持し、じっくり検討する買主が多い時期
  • 年度末需要:2-3月は転勤・転職に伴う需要が集中し、売却には有利な時期

売却を検討される方は、これらの季節性を考慮して売出時期を決定することが重要です。特に3月の成約を狙う場合は、1月頃から売却活動を開始することをお勧めします。

間取り別相場分析

間取りによって価格帯は大きく異なり、購入層も変わってきます。中央区の2024-2025年の間取り別平均売買価格を見ると、ファミリー向けの広い間取りほど高額になる傾向が顕著です。

間取り平均売買価格東京23区平均対23区比
4LDK1億8,818万円8,550万円220%
3LDK1億5,023万円8,634万円174%
2LDK1億2,098万円9,105万円133%
1LDK7,251万円6,077万円119%
ワンルーム3,395万円3,050万円111%
中央区の2024-2025年のマンションの間取り別の平均売買価格

特筆すべきは、4LDKの平均価格が東京23区平均の2.2倍に達していることです。これは中央区の大型ファミリー向け物件の多くが、勝どきや晴海のハイグレードタワーマンションであることが要因です。一方、ワンルームは23区平均との差が最も小さく、投資用物件として一定の需要があることを示しています。

また、築年数や駅からの距離も価格に大きく影響します。同じ間取りでも、築浅物件と築古物件では2倍以上の価格差が生じることもあります。売却を検討される際は、これらの要因を総合的に考慮した適正価格の設定が重要です。

築年数別の価格動向

築年数は物件価格を左右する最も重要な要因の一つです。中央区の2024-2025年の築年数別平均平米単価を分析すると、築年数による価格差が明確に現れています。

築年数平均平米単価東京23区平均対23区比
5年以内216万円/㎡176万円/㎡123%
6-10年200万円/㎡151万円/㎡132%
11-15年162万円/㎡137万円/㎡118%
16-20年151万円/㎡127万円/㎡119%
21-25年144万円/㎡114万円/㎡126%
26-30年148万円/㎡103万円/㎡144%
31-35年139万円/㎡85万円/㎡164%
36-40年109万円/㎡82万円/㎡133%
41年以上90万円/㎡83万円/㎡108%
中央区の2024-2025年のマンションの築年数別の平均平米単価

築年数による価格変動の特徴

  • 築5年以内の高値維持:新築同様の設備と最新の耐震基準により、高い価格を維持
  • 築10年での価格下落:築5年以内と比較して約7%の下落。設備の経年劣化が始まる時期
  • 築20年以降の安定化:大規模修繕実施済み物件は価格が安定する傾向
  • 築40年超の底値圏:建替えや大規模リノベーション前提の取引が中心

興味深いのは、築26-30年の物件が築21-25年より高い平米単価を示していることです。これは、この年代の物件に銀座や日本橋の立地条件の良い物件が多く含まれているためと考えられます。また、駅からの距離も価格に大きく影響し、駅近物件は築年数による価格下落が緩やかになる傾向があります。

町村別相場データ詳細

中央区内でも地域によって相場は大きく異なります。2022年から2024年にかけての町村別平均平米単価の推移を見ると、エリアごとの特性と価格動向が明確に現れています。

中央区の2022-2024年の町村別平均平米単価の推移

エリア別相場の特徴(2024年データ)

高額エリア(200万円/㎡以上)

  • 日本橋本町:217万円/㎡ - オフィス街の中心地で希少性が高い
  • 日本橋茅場町:195万円/㎡ - 金融街に近く、ビジネスパーソンに人気

人気住宅エリア(150-190万円/㎡)

  • 日本橋小網町:187万円/㎡ - 下町情緒と利便性を兼ね備えたエリア
  • 勝どき:176万円/㎡ - 大規模タワーマンション群で供給量最多
  • 月島:173万円/㎡ - もんじゃストリートで有名な下町エリア
  • 晴海:169万円/㎡ - 晴海フラッグなど新規開発が活発
  • :169万円/㎡ - 隅田川沿いの静かな住宅地

中価格帯エリア(130-150万円/㎡)

  • 銀座:148万円/㎡ - 商業地のため住宅供給は限定的
  • :146万円/㎡ - リバーサイドの閑静な住宅地
  • 築地:140万円/㎡ - 築地市場跡地の再開発に期待
  • 東日本橋:141万円/㎡ - 問屋街の雰囲気が残る下町エリア

比較的手頃なエリア(100-130万円/㎡)

  • 日本橋中洲:98万円/㎡ - 隅田川沿いの静かなエリア
  • 明石町:117万円/㎡ - 聖路加国際病院周辺の住宅地
  • 日本橋箱崎町:122万円/㎡ - オフィス街に隣接した住宅地

特に注目すべきは、勝どきエリアの急激な価格上昇です。2022年の121万円/㎡から2024年の176万円/㎡へと、わずか2年で約45%上昇しています。これは、パークタワー勝どきなどの大規模タワーマンションの竣工が相次いだことが主因です。

一方、日本橋エリアは全体的に高い水準を維持しつつも、細かなエリアによって価格差が大きいのが特徴です。オフィス街に近い日本橋本町や茅場町は高額ですが、箱崎町や中洲などの周辺部は比較的手頃な価格帯となっています。

人気マンションランキング

中央区で最も人気の高いマンションを、2022-2024年の平均平米単価でランキングしました。上位には新築・築浅のタワーマンションが並び、中央区の不動産市場を牽引しています。

中央区の2023年以降のマンション別坪単価ランキング

高額マンションTOP10の特徴(2024年データ)

これらの高額マンションに共通するのは、大規模開発による充実した共用施設、最新の設備仕様、そして何より立地の良さです。特に晴海フラッグや勝どきのタワーマンション群は、街全体が計画的に開発されており、住環境の良さが高く評価されています。

売出件数ランキングTOP20

売出件数の多いマンションは、市場での流動性が高く、売却しやすい物件と言えます。中央区の売出件数ランキングを見ると、大規模タワーマンションが上位を占めています。

中央区のマンション別売出件数ランキングTOP20

売出件数上位マンションの特徴

売出件数が多いことは、必ずしもネガティブな要因ではありません。むしろ、市場での認知度が高く、購入希望者も多いため、適正価格であれば比較的早期に売却できる可能性が高いと言えます。特に1000戸を超える大規模マンションは、管理組合がしっかりしており、共用施設も充実しているため、資産価値が維持されやすい傾向があります。

中央区でマンションを高く売るために

中央区のマンション市場は活況を呈していますが、高値売却を実現するには戦略的なアプローチが必要です。市場データを踏まえた上で、以下のポイントを押さえることが重要です。

高値売却のための5つのポイント

  • 1. 適切な売出時期の選定
    3月の成約ピークを狙うなら1月から、9-11月の安定期を狙うなら夏頃から準備を開始。市場の季節性を活用することで、より多くの購入希望者にアプローチできます。
  • 2. エリア特性を活かした価格設定
    勝どき・晴海なら大規模開発による将来性をアピール、日本橋エリアなら歴史と利便性を強調。エリアごとの強みを理解し、適正価格を設定することが重要です。
  • 3. 物件の魅力を最大化する演出
    プロカメラマンによる撮影、バーチャルステージング、効果的なキャッチコピーで物件の魅力を最大限にアピール。第一印象が成約価格に大きく影響します。
  • 4. 築年数に応じた戦略
    築浅物件は設備の新しさを、築古物件はリノベーションポテンシャルや立地の良さを強調。物件の特性に合わせた訴求が必要です。
  • 5. 仲介会社選びと手数料削減
    売却実績豊富な仲介会社を選び、手数料無料プランを活用すれば、1億円の物件で約300万円の節約が可能。浮いた費用でリフォームや価格調整の余地が生まれます。

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  • 東証グロース上場ランディックスグループの信頼と実績
  • 売れなかった場合の買取保証もご用意

まとめ

中央区のマンション市場は2025年現在、過去最高水準の価格を記録しています。平均成約価格1億1918万円、平米単価189万円という数字は、東京23区平均を大きく上回り、今後も堅調な推移が予想されます。これらの価格動向は、国土交通省の地価公示不動産情報ライブラリのデータとも整合性が取れています。

特に勝どき・晴海エリアの大規模開発、日本橋エリアの再開発、築地市場跡地の活用など、中央区には価値上昇要因が多数存在します。売却を検討されている方にとっては、絶好のタイミングと言えるでしょう。

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